オレ的平成仮面ライダー総覧2009/02/08 23:05:05

クウガ
放送開始前から、シリーズ復活だ、ハイビジョン撮影だ、と特撮以外の場での宣伝も幅広かった覚えがある。放送はほぼ一通り見た。 今見返してみると、ライダーのデザインは実にオーソドックスで安定感あるなぁ、とシミジミ思う。
 
アギト
序盤だけ見たあたりで見るのをやめてしまったけど、終盤の盛り上がりが熱かったと後から聞いてちょっと後悔。 見なくなった理由はいろいろあるだろうし自身もよく覚えてないけど、主役がみんな似たりよったりで見分けがつかなかったのが一因だった気がする。
いや、ライダーの見分けじゃなくて、人間体の見分けが。 自分、三次元の人間の見分けとかホント苦手なのです。(ダメすぎる)
 
龍騎
全話にわたってしっかり見て、個人的に平成仮面ライダーの中で一番気に入っている作品。 劇場版やスペシャル版をあわせると13人もの仮面ライダーが登場し、時に共闘しつつも、互いに戦いあう、という今風フォーマット。
ライダーのデザインははっきり言って、やりすぎ。メタルヒーローものの企画からの転用、という噂も耳にしたけど、とにかくひどい。(べた褒め)
おかげで、13人も登場するライダーの個性付けは分かりやすかったし、現にその後のシリーズでのデザインはさらに自由度を増していくことになる。 このあたり、ガンダムシリーズにおけるGガンダムのように、転換点になった一作なんじゃないかと。
 
あと、対決時に鏡の前で並んで同時に変身するのが超燃える。
 
555
怪人(本作では「オルフェノク」)と仮面ライダーの正体は同じものである、という原作来のテーマが久々にかなりはっきり描かれていたのが燃えるポイント。
また、変身の原動力はあくまでも外付けアイテムであるベルトが担うため、そのベルトを使えば「怪人」だろうがライバルだろうが誰でもどのライダーにも変身できて、そのあたりを使った作劇上のギミックがおもしろかった。 その一方で、ベルトを使っても変身できない人がいることも見せることで、主人公と怪人の共通項をそれとなく感づかせる構成とかも。
 

放送開始前は、またカードか!、と話題になり。 放送開始後は、オンドゥルが話題になった。 全体の構成では、なぜか仲間割れ戦闘が多かったような印象が残る。そんな一作。(結局、一通り見た)
 
響鬼
大河ドラマ風のOP、怪人である「魔化魍」を妖怪のたぐいのような一種の自然現象とする設定、山岳ロケを中心とした作劇、という異色のすべり出しに心奪われた。 あと、主人公ライダーが、当初はバイク乗れなかったりするし。
山林を中心に地道なフィールドワークで情報を収集して、発生する魔化魍の種類や時期を予測して、それぞれの特性にあわせた担当者を事前に手配して網を張る、 という具合のこだわりの作劇は予算的にも厳しかったらしく、後半は路線を変更して普通のライダーものに近いテイストになっていったのも大きな特徴。 街中で脈絡なく怪人がガオー! ⇒ 助けてー! ⇒ ライダーが一瞬で到着して退治、というパターンは他作品ではごく普通のオヤクソク展開なのだから 特段目くじらたてるものではないけれど、けれど、やっぱり、ちょっと寂しかった。 世の中、ゼニとスケジュールよのぅ。
 
カブト
なによりも「キャストオフ」という造語を業界(もちろん、特撮に非ず)に定着させた功績が最大の特徴。 変身機構の本体が昆虫型メカという、実に由緒正しくお子様向けのデザインなのがすがすがしいし、ライダー自体のデザインも硬質感が良く出ていて良質。
 
電王
次作もそうだけど、主人公の活動拠点がなじみの喫茶店というシリーズ伝統の雰囲気から、戦隊ヒーローものにおけるそれのような秘密基地めいてきたのにとまどう。 コミカルな人外メンバーとか。
過去改変タイムパラドックスもののようだったけど現代における改変影響が妙に局所的だったり、その他もろもろのノリがあわなくて、序盤で視聴停止。
 
キバ
こちらも、最初の数話だけ見て終了。 22年前と現代とで並行してストーリが進むというギミックはおもしろかったけど、例によって登場人物の見分けがつかない自分には、誰が同一人物なのか、肉親関係で似ている別人なのか、本当に単純に別人なのか、さっぱり分からなかったのでついていけなかった。(ダメすぎる)

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