本日から道路交通法が一部改正されて、自動車は後部座席でもシートベルト着用が義務化されて、自転車は車道を走るのがなぜか今さらようやく原則化されたので、せっかくなのでメモ。
　
でも自分の生活圏はそもそも、歩道の左側を歩く歩行者が多数派を占めていたり、一方通行を逆走する車がいたり、信号無視して横断歩道上の歩行者を小突いた挙句になぜか逆ギレする二種免許車がいたり、という具合に色んなものが足りてないのできっと何も変わらない気がする。

本や雑貨を置いてる店に立ち寄ったところ、大人の科学シリーズのテルミンの号が積んであった。 近年はごく普通の光景だけど、そこに店員の手書きポップがつけられていた。
　
曰く、『最近息子の部屋から宇宙的な音が聞こえてきます…』
　
それは一大事だ。無論、HPL的な意味で。

ここ数年ほど愛用してきた傘がいよいよ各部のカシメ部にガタが出てきたので、修理しようと思い立ったが仏滅。その傘を買った傘屋へ行ってみたら、いつの間にかつぶれてて絶望した！
仕方ないので、東急ハンズやら各種デパートやらを巡ってみたけど、どこもかしこも判で押したように薄い中空の金属管の軸のものばかりでバリエーションに乏しく、再度絶望した！ そんな薄っぺらな素材だとワンタッチ用ボタン等のための切り込みのところから折れ曲がるに決まってるから、軸は木製とかの中実構造に限るだろ、常識的に考えて…。
軸や骨の構造の華奢さや値段の低さからして使い捨てに近い使われ方が前提のようだし、そういう需要があるのも分かるけど。だけど、頑丈な傘という選択肢がこうも見事に駆逐されているとは衝撃的。
　
絶望した！グローバル化とコモディティ化が本質的な機能面での低品質化と画一化を招く産業社会に絶望した！
　
……で、結局どうしたかというと、えぇ、買いましたとも。 他に選択肢がないのだもの。仕方なく、忌むべき中空軸の傘を。 骨を16本にするとか小手先の強化なんかしてないで、まず中実の軸と厚手の生地をだなぁ（以下、ジジイの繰言）